Panasonic CF-R3 のHDDの交換をしました。

先日 Panasonic から発売された CF-R3。
なんと 990g で 9時間ものバッテリー駆動が出来るという。
以前から気になっていたキーボードのデザインもだいぶマシに
なったので、久しぶりにノートの買い換えをした。
ただ、今まで使っていた C1 の HDD は 80G に換装済み。
しかし CF-R3 は 40GBしかない。
これではいかんと言うことで、早速 80GB /9.5mm を入手。
換装してみました。
しかし、CF-R3 の HDD の制御は 3.3V という特殊なもの。
ただ、いろいろと調べた所によると、41番ピンを折ってしまえば
3.3V 制御のHDD となるらしい。
ちなみに、C1 の時にも使用したコピーコマンダーという
ユーティリティを使って環境を移行するため、HDD をスレーブ
指定するためのジャンパも準備する。
こんな感じでスレーブに設定。
ちなみにまだ 41番ピンは折ってはいけない。
ここで折ってしまうと、デスクトップの 5V制御では
HDDが使えなくなってしまうのだ。
さて、早速 CF-R3 から HDD を取り出す。
先ずは裏のビスや、キーボードを固定している金具を
取り外す。
バッテリーをはずした所左右2カ所にこの金具がある。
構造を見れば一目瞭然だが、スライドすれば簡単に
取り外すことが出来る。
これでキーボードが外れるのだが、キーボードは右上に
両面テープが付いているので慎重に外す。
また、ケーブルの取り外しも慎重に行う。
キーボードを取り外したら、CPU の上に付いている放熱版
も取り外す。
これはシリコンで張り付いているだけなのでゆっくりと
剥がせばOK。
この状態から上面のビスを外せばやっと HDD に到達。
スポンジでくるまれているだけなので、そのまま取り外す。
それにしてもこの高密度実装にはびっくり。
しかも内部のパーツを固定しているのは筐体を止めている
ビスと共通となっているため、こんな所でも軽量化に
貢献しているようだ。
この実装面を見ると、HDDに Micro Drive かなんかを
採用してPCカードスロットを廃止すれば、相当小さい
PCが作れそうだ。
早速 HDD をデスクトップにつなげてデータ転送。
ちなみにもともと CF-R3 に付いている HDD は 3.3V と
5V どちらにも対応しているのでデータ転送を全く問題なく
行うことが出来る。
元の環境を維持したまま大容量 HDD に移行出来るのは
非常に便利なのだが、 CF-R3 の場合 3.3V 制御なので、
今度もっと大容量の HDD に換装する場合は、この改造済みの
80GB HDD はデスクトップにはつながらないから、別の方法を
考えなくては。
まあ、しばらく先だろうからいいか。

その後、

>41番ピンを折ってしまった場合、PC側のケーブルから5V供給
>は受けられませんが、HDD内部で41番と42番が内部接続されて
>いるので、代わりに42番の5Vからもらうことに なるだけ

と言うことで、問題なくつながることが判明しました。
購入したとたんに本体をばらばらにされ保証すらなくなった
CF-R3 ですが、メモリも 768MB に増やして、非常に快適。
また、カタログ値で9時間持つというバッテリーも、実使用でも
7時間以上は持つし、重さも全く問題ないくらい軽いしで、
久しぶりに非常に満足出来るマシンでした。
まあ、ただ一つ不満なのはキーボードですか。
ストロークが浅いのは仕方ないとしても、とにかく打ちにくい。
四角くないキートップのせいかも知れないのですが、
もう少し使っていったら慣れてくるのでしょうか。
   


参考にさせていただいたページ  http://homepage1.nifty.com/~goemon/pc/pana/lets_note2.htm#r3_hdd

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