VAIO C1 のロングライフバッテリーの製作!!

最近ビデオの撮影もあんまししてないし、せっかくの業務用バッテリーがもったいない。
ということで、業務用NPバッテリーを利用したロングライフバッテリーを製作してみました。
と言っても、NPバッテリーケースと VAIO C1 をつないだだけなんだけど。。。

これが業務用の NPバッテリー。バッテリーの容量は純正のバッテリーの3倍くらい。
このバッテリー1個につき4〜5時間以上の駆動が見込まれます。まあ、そんなに長時間のバッテリー駆動をすることがあるのかと疑問に思いますが、備えあればなんとやらですし、気にせず作業を進めましょう。
それでは早速製作に取りかかります。作業はいつもどおり床で行います。
用意するのはNP用バッテリーケースとコネクターのみです。要は結線するだけですので特殊な技術等は一切必要ありません。ちなみにこの写真ではバッテリーを挿入した状態で作業を行っていますが、実際にはバッテリーを抜いて作業をしないと思わぬトラブルの元となりますので注意してください。特に、バッテリーをショートさせたりするとバッテリーが使えなくなってしまうだけでなく、爆発、火災の原因にもなります。リチウムイオン充電池は危ないです。
ケーブルはこないだばらしたタブレットの USB ケーブルを利用しました。アース側をマイナスに。それ以外を束ねてプラスに使用して、NPバッテリーケースの接点にネジ止めします。この際、間違ってもショートしないように慎重に作業します。テスターで極性を確認してリード線が切れない程度に増し締めします。
とりあえず結線が終わったら動作確認です。コネクター側の極性を再度テスターにて確認し、VAIO とバッテリーをつないでみます。
異常がないことが確認できたら後は安全対策だけです。これをしっかりとやっておかないと、安全に持ち運びできませんし。
 
ホットボンドで接点の部分を絶縁します。ちゃんと絶縁しとかないと、ショートしてひどい目に遭います。 また、ホットボンドだけだと引っ張りに弱いので、タイラップで補強して簡単にケーブルが動かないようにしておきます。
これが完成したろんぐロングライフバッテリー全景です。
見た目はかなり大きいですが、リチウムイオン充電池のため重さ自体はそんなにありません。
タスクバーの電源管理をみると、ちゃんとAC駆動と表示されています。ちなみに外付けのバッテリーが消耗すると自動的に本体側のバッテリーに切り替わるため、電源が勝手に落ちてしまうようなことはありません。また、本体側は AC電源と認識しているので、本体側のバッテリーも外部バッテリー使用と同時に充電されてしまいます。外部バッテリーの消耗を押さえるためにも、本体側のバッテリーは満充電しておくことをオススメします。


と言うわけで、さくっとロングライフバッテリーを作ってみましたが、これにより本体が故障したりする可能性もありますので、
作ってみようという方は自己責任でお願いします。また、純正の電源はテスター読みで 16.12V なのに対して、このバッテリーは
テスター読みで 15.33V しかありません。このくらいの電圧差ならば問題ないとは思いますが、予期せぬ不具合が発生する可能性もあります。
ま、とりあえず近いうちにロングランテストでもしてみます。

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