懲りずに240自己修理だぜ〜

うりゃーっっ!!
 てな感じで、発売日直後に購入した、日本IBMのTP240ですが、
どうしたことか、購入後3週間でバックライトが点灯しなくなったのだ。
とりあえず、初期不良という事で、IBMクーリエサービスで修理して、その後何事も無く
使用していたのだが、なんと、また、バックライトがつかなくなったのだ!!

しかし、今回は
2度目。ふつーの人なら日本IBMにシアン化ナトリウムかなんかを
送りつけるのだろうが、紳士的なおいらはこいつを自分で直す事にした。

てことで、今まで、TP220 や 230、235 等で、IBMマシンのバラシのコツというか、
分解のニュアンス(なんだよそれ)はある程度把握しているつもりなんで、早速、工具
片手に分解を始めた。


初めてのバラシということで、
わりかし慎重にパーツをはずして
いったので、爪を折る事も無く、
液晶パネルの取り出しに成功。

で、前回の日本IBMの修理報告書を
良く読んで見ると、『LCDパネル裏
のケーブルコネクタの不具合が原因
でした。補強、修理、及び調整を
行いました』と書いてある。
補強、修理、調整の仕方に
気合が足りなかった
に違いない。




で、これが本体キーボード下のパネルを外した
トコロ。穴があいて下の絨毯が見えている
所には、HDDが入る。
ちなみに、TP240はビス2本でHDDが外せる。
不具合というほどでもないが、TP240の
サスペンド制御SWは、アルミパネルを
浮かしてビス1本で支えている。
SWを乱暴に(といっても、ペンとかで
つつかない限り大丈夫だが)扱うと変形
してサスペンドできなくなる。


そんなこんなで、分解開始から5分くらいで、
愛しのTP240はバラバラになってきた。
ついでにクロックアップ出来るかと、虫眼鏡
片手に基板上をながめていた
のだが、
それらしき抵抗は発見できず。
まあ、今回はあくまでもバックライトの
修理が目的なのだから、先を急ごう。


さて、修理の核心に迫ってきたぞ。
バックライトが点灯しないという事
なので、バックライトの電源あたり
アヤシイのか。
けど、おいらの持ってるテスタだと、
2000Vまでしか計れない。
とりあえず、電源OFF状態で、
導通テストをしたが、ここは異常なし
だった。
やっぱり、LCDの裏面がアヤシイ
のか。


さて、こいつがLCDの裏面だ。裏面のコネクタ
はこれひとつだ。だが、このコネクタは表示用の
コネクタ
ではないだろうか。
おいらのTP240の場合、バックライトは点灯
しなくなったのだが、LCD上の表示は問題なく
出力されている。
こわれた機械はたいてい、
分解して組みなおすと直って
しまうので、細かい事は考えず
コネクタの差しなおし、テープの
補強を行なった。
ちなみに、多くのノート
パソコンがそうである
ように、液晶はやっぱり
SHARP製だった。


そんなこんなで、結局コネクタの補強はしたものの、原因は不明のまま、とりあえずTP240は
息を吹き返したのだが、日本IBMの自信作であるTP240の割には、
内部は華奢な部分も
見られた。まあその分筐体はしっかりと作ってあるし、TP235に比べたら、格段に頑丈に なってるのだが。。。
今後、同じ不具合が発生するかは分からないが、その後の状況も追って報告させてもらう。


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